全10回にわたって作製してきたHGCEエールストライク、完成レビューです。
本キットは2014年に発売されたキットでHGエールストライクとしては2作目の実質REVIVE版といったキットです。この前作ったHGバスターと比べるとかなりスタイルが良くなって可動も進化しています。
万人受けするプロポーションですが、HGオールガンダムプロジェクトフォーマットなので腕関節などに若干違和感があります。
今回は全体的にディティールアップしつつ、気になるところは大きくデザイン変更しています。
ちなみに今回のレビューから背景紙を変更してみました。
まずはストライク本体の全体をぐるりと一周。さすがに新しめのフォーマットだけあって手足が長くスタイリッシュな印象。腕関節だけは設定に近くなるように、プラ板で角ばった形状に近づけています。
全体的にプラ板で細かいディティールを追加しています。胸まわりはプラ板1枚分大きくしてがっしり目の印象に。
個人的にお気に入りな足回り。足のサイドにグレーを足してスニーカー風に。
付属品はシールドとビームライフル、アーマーシュナイダー。他にはビームサーベルの刃などがついています。元のライフルはストック側が短い気がしたので、延長してバランスに変更しています。
アーマーシュナイダーは刃を尖らせてメタルカラーで塗り分けました。
ストライクの代名詞のポーズ。シンプルにかっこいい。
ライフルとシールド装備。ストライカーなしのこの組み合わせはプラモでしか見ない印象。
シールドの接続ジョイントは接続ピンを一本切って一箇所に変更位置を若干斜めにすることで、腕の角度で接続位置が変わって見えるようにしました。ピンが2本あるとどうしてもおもちゃ感が出てしまうので。MGでたまにある接続方法です(Hi-νとか)。人間だとこういう斜め固定の持ち方の方が自然になります。
いよいよエールストライカー。メカ要素を増やすためにプラ板で細かいディティールを足した上でメタリックカラーで塗装。
大きな変更として、プラ板を足してウイング幅を1.5倍ぐらいにボリュームアップ。それに伴い、ウイングの接続位置をズラして全体のバランスを調整しました。こうやって見ると塗装が雑……
バーニアなどはディティールアップパーツを使って立体的に。フィンの間からチラ見えする内部メカがかっこいいです。上のスラスターはフィン1枚だとスカスカな感じがしたので、フィンを1枚追加しています。
ストライクと合体。ウイングが幅広になった分、エールストライカーがボリュームアップ。一応ウイングを畳むギミックも生きてますが、強度的な怖さがあるので省略。
スタンドで浮かせるとかなり劇中の印象に近づきます。SEEDは設定画と劇中のイメージでスタイルがだいぶ違うので好みが分かれるイメージ。このキットは劇中のスタイルに近いです。
後ろから見るとスラスターが多くてメカメカしいです。
かっこいいから無駄に写真を撮ってしまう。
ビームサーベルも最近の長めのエフェクトがついてきます。昔は短すぎて微妙だったので地味に嬉しい改善。
おなじみのSEEDポーズもしっかりできます。やはり可動範囲が広いといろんなポーズが決められていいですね。
最後はOPの最終カット風で。このポーズはどの角度から見てもかっこよくて、飾っていて隙がない。
完成までかなり時間がかかりましたが、元キットの良さもあって満足度が非常に高いです。RGと比べてもポロリが少ないので数あるストライクのキット中でもおすすめキットです。
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