前回フレームの塗装を行ったHGマンロディ。今回から本格的に装甲の塗装を行っていきます。今回はメイン色の橙色と白の下地にアルティメットホワイトで下地を作っていきます。
それでは、地獄のホワイト重ね塗り、はっじまっるよ〜(白目)
ホワイト塗装の工夫
まずは塗装方法の工夫から説明します。
前にバルバトスルプスを作った時は、特に工夫もせず4回塗りぐらいで仕上げました。あちらは下地のプラが白だったので、そこまでムラが酷くなりませんでしたが、今回は下地が緑系なので、工夫が必要です。
方針としては、ガイアカラーのアルティメットホワイトを6〜7回重ね塗りして、その上からさらにMrカラーの暖色系のホワイトを塗っていきます。
上は4回塗りの状態です。下地が見えなくなり、発色がよくなり始めた状態です。
ここで、#2000の紙やすりで塗料溜まりやなど軽く均します。重ね塗り回数が多くなるほど、塗料溜まりや筆ムラが修正しにくくなるので、数回ごとに修正をかけます。
重ね塗りで埋まってしまいそうなモールドはある程度塗ったらケガキ針で彫っておきます。
頭の装甲にある丸モールドはΦ0.6のピンバイスで軽く掘ります。
こんな感じで重ね塗り→ヤスリがけ&ケガキ→重ね塗りを繰り返します。
そして7回ぐらい重ね塗りしたのがこちらです。
4回塗りと比べて発色がだいぶよくなっています。ネットで調べていると白系は少なくとも5〜6回ぐらいは重ね塗りしないときれいに発色しないようです。
この段階で近くで見ると筆ムラが見えますが、このまま仕上げてもいいぐらいです。今回は橙色と組み合わせるので、この上から暖色系のホワイトを数回重ね塗りする予定です。
塗装後
この調子で他の部位もどんどん塗っていきます。塗り終えた後がこちら。
現物は写真よりもっと真っ白で修正液みたいな色です。なんかアルビノとか幼虫って感じのマンロディです。なかなか見ない感じ。
脛のパーツは合わせ目消しのために未塗装です。先に内側に橙色と黒を塗らないと塗れません。普通はこういうところを先に塗っていきます。(白を塗り始めてから他の色塗らないといけないことに気づく)
ここまでで気づいた方もいるかもしれませんが、橙色で塗るところは4回塗りぐらいで終えているため、発色具合が違います。白以外の下地にはこれぐらいでも充分です。最初の方は全部7回塗りしてましたが……面倒くさくなった
最後にビフォー・アフター。
今回の作業はここまでです。次回は装甲裏の黒やバーニアなどの細かい部分と足の合わせ目周りを塗っていく予定です。
まとめ
今回はホワイト塗装を行いました。どれだけ頑張っても発色の問題で、ホワイトは他の色と比べて重ね塗り回数が増えます。特に今回のように、下地の色が全然違う場合は大変です。(その分作業時間が伸びてブログの更新も遅くなる(泣))
根気があれば問題ないといえば問題ないのですが……
筆塗りできる白サフの導入も考えてますが、なかなかサフを筆塗りする例を見ないんですよね……
次回はまた別の色を塗っていく予定です。
今回も最後まで見ていただきありがとうございます。次回もお楽しみに。
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