黒を効果的に使った奥行きの強調【HGIBO マンロディ#9】

ガンプラ

前回、地獄の白塗装を終えたマンロディ。今回は脚の合わせ目消しと細かい塗り分けを行っていきます。前回のように見た目が大きく変わることはありませんが、地道に進めて行きます。

それでは内容に貼っていきましょう。

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装甲裏塗装

まずはコレまで塗っていなかった装甲裏部分の塗装を行います。今回は、フロントアーマーなど、裏打ちパーツやモールドがないところは、Mrカラーの光沢黒で塗って奥行きを表現します

胴体以外は特に変わったところもないので一気に塗ってしまいます。目立つ部分でもないのと黒の隠蔽力が高いので、1回塗りか2回塗りぐらいで充分です。塗装後がこちら。

胴体ブロックは意外と細かい部分が多いです。

首まわりのエッジ裏。

脇部分の窪み。

裏側の装甲裏。

改めて見直すと、組み上げたときに隠れると思っていたところが意外と隠れてなかったりします。

脚の合わせ目消し

ずっと放置していた脚の合わせ目消しも行います。足側は先ほど黒で塗ったので、太もも側の関節付近をMr.カラーの黄橙色で塗ります。ここのパーツは実は左右非対称で間違えやすいので、塗った後は接着前に一度組んで確認します。

ここで問題発生。塗膜の厚みで関節と装甲がギチギチに

パーツを外すと、無残に削れた塗膜が……

余りクリアランスがシビアな感じがしなかったので、調整を怠った結果ですね。塗膜ごと金属ヤスリで削ってクリアランスを調整します。

画像のように、向こう側が見えるぐらい隙間があいていれば充分でしょう。もう一度塗装して確認します。

これで大丈夫そうなので、このまま接着してしまいます。

サイドの合わせ目はいつもどおりタミヤセメントで消して、瞬間カラーパテで微調整します。一部凸モールドを削ってしまいましたが、見栄え的にそんなに重要じゃないところなのでそのままに。

関節周りはセメントが関節に流れこむと厄介なので、プラ板を使って隠します。

はみ出た部分を削れば、合わせ目消しは終了です。他と同様にオレンジに塗る下地として、アルティメットホワイトを塗っておきます。

バーニアの塗装

バーニア部分はガイアカラーのスターブライトシルバーで塗装します。

このままでは立体感がないので、装甲裏の塗装で使ったMr.カラーの光沢黒で溝と中心部分をぬっていきます。塗装後がこちら。

細かい作業ですが、見栄えがかなり変わりました。黒を使った奥行き表現はかなり効果的なのが分かりますね。

今回の作業はここまでです。

まとめ

今回は細かい部分の塗装と脚の合わせ目消しを行いました。黒を使った奥行き表現を上手く使いこなせれば、小さいモデルでも巨大感を出すことができるので、是非挑戦してみて下さい。

次回はいよいよオレンジ色の塗装に入って行きます。次回で全体像のイメージがはっきりしてくると思います。

今回も最後まで見ていただき、ありがとうございます。次回もお楽しみに。

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