前回は全体の肉抜き穴を埋め、いよいよ塗装に入ります。今回はフレームのチェックを行いながらフレームを4色で塗って行きます。メタルカラーを使ってプラ感を消して重厚感を出していきます。
それでは内容にどうぞ。
フレーム最終チェック
フレームの塗装に入る前に、加工が必要な場所がないか最終チェックしていきます。
いつ見ても思いますが、鉄血シリーズのHGはHGにもかかわらず、ほぼ全身のフレーム構造が再現されているのがすごいです。
今回意外と肉抜き穴の見落としが多かったので、“場所:方法”の表記のダイジェストでお送りします。(これだけで記事終わってしまいそうなので……)
首のポリキャップ:瞬間カラーパテ
くびれ部分の裏:プラ板
股関節:瞬間カラーパテ (一番難しくてめんどくさかった)
足首:プラ版+瞬間カラーパテ
以上が追加の加工場所になります。それえでは塗装を行っていきます。
使用した色
今回はフレーム塗り分け用3色+パイプ部分1色の4色で塗り分けていきます。
ガンプラをつくろうのザクⅡでは行いませんでしたが、モールドの多いキットでは、1色指定のところを複数色で塗り分けることで、よりかっこよく仕上げることが出来ます。
多色での塗り分けのパターンとしてよくあるのが以下の2パターンです。
・塗装パターン1
本来1色のところを半トーン違う2色を用いることで平面パーツの素材の違いを表現する方法
例:RG νガンダム(画像にAmaznリンクあり)
- ベースカラー1:ホワイト
- ベースカラー2:半トーン暗いホワイト
- アクセントカラー:シルバー
最近のMGやRG、メタルビルドシリーズのよくある色分けがこれになります。
ベースカラーの2色の、遠目で見ると同じ色だけど、しっかり見ると違う色という微妙な色の差を出すのが難しいです。また、1色を2色で塗る分、色配置のセンスが重要になってきます。
・塗装パターン2
1色の装甲に部分的にアクセントカラーを入れてアレンジを加える方法。
例:メタルビルドストライクフリーダム(画像にAmazonリンクあり)
- ベースカラー:ホワイト
- アクセントカラー:クールホワイト
- アクセントカラー:ゴールド
こちらはアレンジとして塗り分ける方法です。例のストライクフリーダムだと、設定では存在しないところにゴールドを入れたりしています。
こちらはベースのホワイトに対して、はっきり違う色をちょこっと色を足すという感じです。アクセントカラーで塗り過ぎなければ失敗しにくいです。
今回は塗装パターン2の方で塗っていきます。
今回塗るフレームは
- ベースカラー:Mr.COLOR 焼鉄色(いつもの)
- アクセントカラー1: Mr.COLOR ゴールド
- アクセントカラー2: ガイアカラー ブライトシルバー
の3色で塗り分けます。
プラス、動力パイプ部分はMr. Metallic COLOR GXメタルブラックで塗装します。
それではどんどん塗っていきましょう。
筆塗り塗装
まずはベースカラーの焼鉄色で全パーツ塗っていきます。
真鍮線やポリキャップには、Mr.メタルプライマーを先に塗ってから塗装します。コレをぬることで、金属に対する塗料の食いつきを良くする事ができます。(ポリキャップは未検証ですが念の為)
アクセントカラーはシリンダー部を中心に使っていきます。細かいので慎重に塗ります。
部位ごとの塗装後の写真です。フレームのついでに頭部の今回使った色のところを塗っています。
胴体
腕
脚
全体像
メタルカラーになったことで、リアル感が増しました。(なんか動き出しそうでキモい)
フレーム塗装前後の比較
最後に装甲を装着した様子。
装甲で隠れていますが、シリンダーがチラ見えしてるのでロボット感が増しています。
まとめ
今回はHGIBOバルバトスルプスのフレームを塗装しました。アクセントカラーを入れたことで、機械っぽさをアップできました。アクセントカラーを少し入れるだけでもだいぶ印象が変わるのでおすすめです。次回は装甲の塗装を行っていきます。
最後まで見ていただきありがとうございました。次回もお楽しみに。
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