ガンプラ作製の流れを確認!【ガンプラをつくろう第1弾】

ガンプラ

ガンプラをつくろう第1弾ということで、この企画はガンプラ初心者からステップアップしたいと思っている方を対象に、実際に私が作品を仕上げていく作業を追いながら解説していく企画です。

第1回の今回は一般的なプラモデル作製の流れと私がいつもプラモデルを作る時の流れについて書いていこうと思います。

それでは内容へどうぞ。

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完成までの流れ

まず、スタンダードなプラモ作りの流れを確認します。

  1. パーツ洗浄
  2. 素組
  3. 下処理(ゲート跡処理、合わせ目消し、ヤスリがけ、etc.)
  4. 下地処理(サフ)
  5. 塗装
  6. スミ入れ
  7. デカール類の貼り付け
  8. 仕上げ(トップコート)

それではそれぞれに付いてもう少し詳しく見ていきましょう。

パーツ洗浄

まずはキットの組み立て……とは行かず、最初はパーツに付着する油分の洗浄になります。この油分は離型剤と言って画像に示すパーツ成形時に必ず使われるものです。金型と材料の間の離型剤がないと、金型とパーツが一体化して固まって外れなくなります。これを防ぐために、間に離型剤を入れておきます。パーツの複製などでも離型剤を使うので覚えておくと便利です。

ランナーができるまで

この離型剤がついたままだと、塗装するときに塗料をはじきます。そのため、薄めた中性洗剤でランナーごとジャブジャブ洗って離型剤を落とすのが一般的です。

とは言ってもバンダイのプラモデルは離型剤の影響がほとんど影響のないレベルなので、洗う必要性も薄いと思います。気になる方はコトブキヤ製のキットを買ってみれば、違いがはっきりわかります。ガンプラのノリで行くと痛い目を見ます……

素組

説明書どおり組み立てになります。特に変わったことはなし。

下処理(ゲート跡処理、合わせ目消し、ヤスリがけ、etc.)

塗装前の処理です。ゲート跡や合わせ目処理、表面処理など、ヤスリを使って丁寧に仕上げます。表面のヤスリがけは塗装のしやすさが上がる一方、労力が半端ないのが玉にキズ。この工程の作業が一番見てわかりやすい違いが出る気がします。

下地処理(サフ)

またまた塗装前の下準備。塗料の発色と食いつきを良くするために下地塗料(サーフェイサー)を塗布します。塗装前のキズの発見にも使えます。プラの成型色が違う部分に同じ色の塗装をしても差がでにくくなります。サフに関しては賛否両論で、私個人の意見としては、筆塗りの場合は塗膜が厚くなりがちで、そもそも下地の影響を受けにくいので、よっぽど下地の色と塗料の色が違う場合(黒いプラを黄色く塗るとか)以外は必要ないと思います。裏技もあるので、私はサーフェイサーを使ったことがありません。

そもそも筆塗りのサフは塗装以上にハードルが高いです。ヤスリがけだけでも充分塗料の食いつきはよくなるので、わざわざサフを塗るほどでもないと思います。

塗装

下地が終わればいよいよパーツの塗装。最近はエアブラシ(スプレーみたいなやつ)が主流ですが、私は筆塗り派基本的にエアブラシの方が圧倒的にきれいに塗れますが、初期投資や排気関係の問題があるため、筆塗りの方がとっつきやすいです。どちらも一長一短なので好きな方を使えばいいと思います。このブログでは基本筆塗りでやっていきます

スミ入れ

モールド(凹部)に塗料を流し込み、影を表現します。陰影によりメリハリがつきます。エナメル塗料や水性ペン、シャーペンなどを使うことが多いです。

デカール貼り付け

プラモに付属のシールや水転写デカールなど、いわゆるシールを貼り付け。リカバリーしにくいので個人的に一番神経を使います。

仕上げ(トップコート)

やっとのことで最後の工程です。スプレーによる全体の表面質感の均一化。つや消し処理や光沢処理が人気なイメージ。塗料自体につや消しや半光沢、光沢の3種類があるため、同じ種類で全塗装する場合は気にしなくてもいいと思います。デカールなどを貼る場合は、それの保護にもなるので必要。


さて、ここまで書いて思ったこと……

長い!!めんどくさい!!

初心者の方が実際にこの流れでプラモデルを作ろうとすると心が折れると思います。

補足すると、この流れでプラモデルを作る場合、数ヶ月単位で時間がかかります。

そもそも私も全行程ちゃんとやったことないです。

大体が素組→下処理→塗装→スミ入れ→仕上げで終わります。
初心者なら素組→スミ入れ→仕上げでも十分それっぽくなるので満足いくでしょう。

次回からは実際のキットを使用して、私がいつもやっている流れ(我流)でプラモのつくり方を学んで行きます。

まとめ

今回はガンプラ作りの基礎として、プラモデルの作製工程を紹介しました。ここで紹介した工程をすべてやらなければいけないというわけではないので、素組からいろいろな工程を足してみてステップアップしていく感じでいいと思います。

いろいろ挑戦しながら試行錯誤するのもプラモデルの醍醐味です。

最後まで見ていただきありがとうございます。次回もおたのしみに。

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