前回オリジナルのシールドとサブマシンガンラックを作製したHGIBOマンロディですが、今回も引き続きオリジナルパーツを作製していきます。
今回のテーマはクローアームです。私は腕と一体化した武器に浪漫を感じるのですが、皆さんはどうでしょうか?
え、感じない?
そ、それでは作製に入って行きましょう。
3本の爪で何でも掴むぜ!ライトアーム!
まずは前回はコンセプトで触れていた3本爪のアームから作製します。
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多少の変更はありますが、プラ板と3mm角棒で作っていきます。
まずは短冊状のプラ板と 台形に加工した3mm角棒を用意します。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-3-1024x768.jpeg)
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-4-1024x768.jpeg)
これを組み合わせて接着すれば爪の完成です。
次に腕との接続部の作製です。まずは腕側の装甲の出っ張りをニッパーで切断し、金属ヤスリでフラットになるように整えます。下が加工前、上が加工後のパーツです。
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手首のパーツは余っているディテールアップパーツを利用して作ります。円形のパーツやボールジョイントを自作するのは難しく、時間もかかるので時間短縮です。
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ボールジョイントの軸が腕の中心からずれているので、注意しながら2つのパーツを接着します。
手首部分はパイプ型のパーツを利用して、腕の中心軸で回転できるようにします。赤色で囲ったのが腕側のパーツ、青色で囲ったのがクロ―側のパーツになります。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-9-1024x768.jpeg)
接着したのがこちら。これでパイプを軸に回転できるようになりました。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-10-1024x768.jpeg)
可能部分は画像のような構造を採用。コの字のパーツと四角いパーツを、回転軸となる真鍮線でつなげます。簡単な可動構造ですが、外れる心配がないのでおすすめです。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-1-300x225.jpeg)
まずはクロ―側にコの字型の土台となる 3mm角棒を接着します。ついでにプラ板をもう一枚貼って爪の厚みを稼ぎます。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-11-1024x768.jpeg)
横の板状のパーツは短冊状にしたプラ板から切り出し。1枚をガイドにして、同じ位置にφ1mmの穴を開けます。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-12-1024x768.jpeg)
割と大雑把な形ですが、あとで整えられるのでそこまで気にすることはありません。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-13-1024x768.jpeg)
一度に両側接着してしまうと、回転軸がずれる可能性が高いので、片側の板のみを接着します。
腕側の受けパーツを3mm角棒に穴を開けて作製します。手首のパーツに接着する際は、真鍮線を刺した状態で位置を調整します。こうすることで。万が一軸穴が垂直に開いていない場合でも修正できます。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-14-1024x768.jpeg)
後は反対側の板を貼れば完成ですが、貼ってしまうと塗装が面倒そうなので、ここで止めておきます。一応、真鍮線を抜けば塗装できなくはないですが、接着後に真鍮線が抜けなくなると悲惨なので、我慢。
この状態でも勝手にバラけることはないので、本体に装着してみます。
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真っ白なので違和感がありますが、塗装すればいい感じになると思います。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-17-1024x768.jpeg)
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-18-1024x768.jpeg)
真鍮線を仕込んでいるので、開閉も可能。加えて手首の軸で回転も出来ます。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-16-1024x768.jpeg)
最大でコレぐらい開きます。輻射波動砲!
概ね満足です。あとは塗装みて、物足りなさそうだったらプラ板でディテールアップします。
2本の爪で何でも潰すぜ!レフトアーム!
最初は両腕同じ仕様にしようと思っていたんですが……
アシンメトリーもいいよね。という悪魔の囁きが聞こえたので変更。
レフトアームは潰すことに特化した感じで仕上げることにしました。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-19-1024x769.jpeg)
複雑な爪の形状は、1パーツを細かく分けることで、短冊状のプラ板から切り出せる用にします。一見複雑な形状でも、短冊状のパーツの作りかたさえマスターすれば、簡単に作れます。
こちらも 3mm角棒を骨格にすることで、厚みを稼ぎます。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-20-1024x769.jpeg)
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-21-1024x768.jpeg)
基本的にライトアームと同様の方法で可動部を仕込みます。外形のみライトアームと違い、プラ板で整えます。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-22-1024x768.jpeg)
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-24-1024x768.jpeg)
手首側は爪の形状に合わせて角棒を2本使って接続位置を調整しています。腕の装甲はライトアームと同様にフラットに加工。
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こちらもライトアームと同様に組み立ててみます。こちらも塗装が終わってから接続部を接着する予定です。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-25-1024x768.jpeg)
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-26-1024x768.jpeg)
可動も大丈夫そうです。
合体!ツインアーム!
まずは左右の腕の比較から。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-27-1024x768.jpeg)
レフトアームは思いつきで作った分、サイズ感が狂ってますね ……
まぁ、これはこれでありです。
本体と接続した写真。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-28-1024x768.jpeg)
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-31-1024x768.jpeg)
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-30-1-1024x769.jpeg)
ライトアーム!!
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-33-1024x768.jpeg)
レフトアーム!!
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-32-1024x768.jpeg)
最後は通常立ちで〆。
![](https://rikedann.com/wp-content/uploads/2020/05/hgibo_manrodi_4-34-1024x769.jpeg)
なかなか様になってます。鉄血水泳部結成の日は近い ……
まとめ
今回はオリジナルのアームの作製を行いました。今回使った可動パーツの作製方法は、簡単につくれる割に汎用性が高いので、初心者にもおすすめです。
どんどん異形化していくマンロディ。最終的にはどうなるのか ……
次回も引き続きオリジナルパーツの作製を行っていきます。
肉抜き穴?そんなものは知らぬ。
今回も最後まで見ていただきありがとうございます。次回もお楽しみに!
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